ピースフェスティバル 小森陽一さんメインスピーチ書き起こし

新潟県9条の会で書き起こしたピースフェスティバルの小森陽一さんのメインスピーチ記録です。県9条の会から許可をいただきましたので以下に掲載します。

2018.5.3 ピース・フェスティバルinにいがた

小森陽一(全国九条の会事務局長)のお話

11月3日は日本国憲法が公布された日です。

11月3日は、私が研究している夏目漱石の明治の時代までは天長節と言っていました。昭和までは明治節と言っていました。つまり、明治天皇の誕生日ということです。なぜ、昭和天皇裕仁が明治天皇の誕生日に日本国憲法を公布したのか。公布文を読んだことのある方はどのくらいいらっしゃいますか? ほとんどいらっしゃいませんね。公布文は、「朕…」から始まります。天皇の一人称です。現在の日本国憲法というのは、大日本国憲法の改定です。ですから1946年11月3日の段階で憲法を公布することのできる唯一の主権者は、昭和天皇唯一人ですね。そのために昭和天皇裕仁は、この憲法を公布するために東京裁判にかけられなかったんです。マッカーサーとのしかりした・・・  多くの人達が意識していなかったのですが1946年11月3日から、毎日毎日次第に無血革命が進んで1947年5月3日に「日本国民は…」から始まる日本国憲法前文を持つ日本国憲法が施行されたわけです。この時、私たちが主権者になったのです。1946年11月3日から47年5月3日までの半年間というのは、主権者が天皇から国民になる、そういうプロセスだったということを思い起こしておく必要がある。5月3日は何の日ですか。5月3日というのは、1946年5月3日に昭和天皇裕仁の戦争責任を裁かないことを決めた東京裁判が開廷した日です。そうしたアメリカによって占領された日本の在り方が憲法の公布された日、施行された日にはしっかりと刻まれていることを改めて思い起こしておく必要があると思います。

なぜなら、この東アジアの大きな歴史的転換が第二次世界大戦以降と言われている転換がいま私たちの目の前で起こりつつある。4月27日に板門店で南北首脳会談が行われた。お互いに休戦ラインを踏み越えて。今までは、そもそも何で日本には憲法9条があるのに自衛隊があるのか説明するのに朝鮮戦争にさかのぼって、多くの人が知らないことをいちいち言わなければならなかった。問題の根幹がどこにあるのか今日ほど鮮明になっている憲法記念日はないくらいだというふうに思います。

朝鮮戦争が終わっていないということを改めて多くの人達が知ることになった。朝鮮戦争は1950年の6月25日に朝鮮民主主義共和国人民軍が38度線を超えて大韓民国に軍事侵攻したということから始まっています。

5000万人以上の死傷者を出した第二次世界大戦を終える際に連合国が1945年6月25日に連合国憲章を決めました。その第二条で国権の発動たる戦争、武力による威嚇も、武力の行使もやってはいけないと決めました。日本国憲法第9条1項は国連憲章そのものなんです。それにプラスして日本国憲法では第二項で「前項の目的を達するため、陸海空軍その他の戦力はこれを保持しない」という「戦力の不保持」と「国の交戦権は、これを認めない」という「交戦権の否認」を重ねた訳です。

この国連憲章に違反した行為を北朝鮮が行ったのです。直ちに国連が安全保障理事会が開かれ、どうするか決めようとしました。国連の安全保障理事会は常任理事国5ケ国が拒否権を発動すると決められません。5ケ国、A(アメリカ)B(イギリス)C(中国)F(フランス)R(ロシア)です。第二次世界大戦の戦勝国です。これが国連安保理の常任理事国で非常に大きな権限を持っている。1950年6月25日の段階でABCFRのCはどうなっていたか。日本にポツダム宣言を突き付けたのは蔣介石の中華民国でした。蒋介石の国民党軍と毛沢東の共産党軍は国共合作ということで抗日戦争をしていたわけですが、日本が撤退した後、国共内戦になって共産党軍が勝利をして、1949年10月1日に中華人民共和国が建国宣言をしています。中華民国は台湾の亡命政権になっていました。この時、アメリカは中華民国しか認めず、イギリスは中華人民共和国を認め、ソ連はそれをバックアップする、そうした不正常な状態でソ連がボイコットするかたちで初めて国連の安全保障理事会で北朝鮮に対する軍事制裁が決まったわけです。国連が軍事的に北朝鮮を制裁する。現在でも国連軍というのは存在しません。38度線で北朝鮮軍の兵士が逃げた時に「国連軍の兵士が助けに行って救助しました」という情報が流れました。どうして「韓国軍」なのに「国連軍」というのでしょうか。それはあそこには「国連軍」がいるからです。朝鮮戦争は、国連軍と北朝鮮の戦争です。今でも国連軍は存在しません。何かがあると、国連の平和維持部隊、PKOなど、臨時に集めてやるのです。1950年6月25日段階には、国連軍が存在します。国連軍というと分かりにくいかもしれませんが、連合国軍は存在しました。どこに、この日本列島です。日本列島を占領していたのがマッカーサーが連合国軍総司令官を務める「連合国軍」だったのです。日本を占領していた連合国が国連決議に基づいて北朝鮮に軍事制裁をするというのが朝鮮戦争だったのです。そのことがちゃんと報道もされなかったし、學校でもきちんと教えられてこなかった。問題の根幹がどこにあるのか、それが見えてこなかった。日本列島を占領していた連合国軍がこ国連憲章第二条に違反した北朝鮮に対して軍事制裁を掛けるわけですから日本列島から一斉に出撃するということですね。そうすると日本列島は空になりますね。日本列島は出撃基地なんです。弾薬も食料もみんな日本列島から出していくんでしょう。こまりますね。マッカーサーは当然考えます。マッカーサーは、自らが関わって作った9条第2項に「前項の目的を達するため、陸海空軍その他の戦力はこれを保持しない」と謳っているから、さすがに軍隊は作れない。出撃していく連合国軍の基地を守る機能を持っている警察予備隊を作るにとどまった。でも、これが日本国憲法9条を持っている国であるにも関わらずの再軍備の始まりでありました。そして、朝鮮戦争の只中でサンフランシスコ講和条約が結ばれることになります。

日本列島から一気に朝鮮半島に上陸した連合国軍は、一気に北朝鮮軍を追い払い、どんどん北に攻め上ります。そうすると当然、中華人民共和国の国境線近くまで行きますね。そうなったら困るということで中華人民共和国軍の正規軍が出たら第三次世界大戦になってします。だから義勇兵がかつてに出たということにしたわけですが、義勇兵と言っても最新鋭の戦闘機で武装している訳ですから、マッカーサー軍は、また38度線まで押し戻されるのが1950年の年末です。アメリカの大統領は深追いをするなといっていたのをマッカーサーは行っちゃったわけですね。

そうすると、マッカーサーを首にすればマッカーサーが関わって作った日本国憲法9条があっても日本を再軍備することができるだろうとアメリカの支配層は考えた訳です。1951年4月にマッカーサーを更迭し、朝鮮戦争の只中でアメリカを中心とした連合国、ソ連その他の社会主義国を抜きにして講和条約を結んでしまおうというのが1951年9月のサンフランシスコ講和条約でした。サンフランシスコのオペラ座で吉田茂首相がサンフランシスコ講和条約に署名した後、サンフランシスコ郊外のアメリカ軍の基地に連れていかれて旧日米安全保障条約に署名させられるんです。この旧日米安全保障条約の前文に9条があるにもかかわらず、アメリカ合衆国は日本国が最低限度の防衛力を持つことを要求するという再軍備の要求がアメリカから入ったのです。9条があるのに日本が軍事力を持っているというのはアメリカの要請だった。そのことを改めて私たちは思い起こしておく必要があります。それは朝鮮戦争の只中でアメリカが日本を出撃基地にしていたからそうなった。その根本の問題が解決されようとしている。根本問題は何かというと、朝鮮戦争が38度線で膠着して以降、1953年7月から65年間、いつでも再発する可能性のある戦争の休戦協定ラインが38度線で、そこにいる韓国軍は国連軍の兵士なんです。そのことが今、多くの人に、はっきりと、歴史的記憶ではなくて、今現在の事態の根幹にある問題として日々明らかになり、やがて5月に米朝首脳会談も行われるはずです。ここまで大きく事態が進行したのは、韓国の新しい文政権のです。その力を作り出したのは、韓国の市民運動なんです。あのローソク革命と言われた朴槿恵独裁政権に反対する韓国の市民の運動が今の政権を作っているのです。今年の3月13日、総がかり実行委員会の高田健さんや全労連議長の小田川さん、戦争させない1000人委員会の福山さん達と一緒に、私もソールに行き、このローソク革命を実現した韓国の人達と、これからどうアジアで市民運動を進めていくのかということをめぐるシンポジュウムを行いました。韓国の人たちは口を揃えて、自分たちが2016年のローソク革命を実現しえたのは2015年の戦争法に反対する日本の人たちが国会を取り囲み、国会だけでなく全国の都市で大きな市民の運動が街頭に出で行われた。そのことに勇気をもらい、そのことに学んで、自分たちの国でも、あの運動を起こそうとローソク革命を実現した。

この大きな市民の共同、そのことによって野党の方たちが揃ってこの憲法を守ろうと、先ほどこの壇上であいさつをされました。そういう強い力を日本で最もしっかり作っているのが新潟な訳です。いま全国で新潟のみなさんが作り上げた市民の共同が野党の共同を作っていく、それが今日のこの憲法集会を主催する大きな力にもなっている訳です。このことをこれからどういうふうに進めていけるのか、それが今の歴史的局面の中で、とても重要になっていると思います。

その歴史的局面の中で、安倍政権がどういうふうに改憲をしようとしている、このことを訴えていく大事なポイントについて話したいと思います。

自民党は今年の3月25日の党大会で自民党憲法改正推進本部のたたき台として出されたものです。基本は、昨年の憲法施行70周年の5月3日の日本会議の集会に安倍晋三首相が「憲法9条1項、2項はそのままにして自衛隊という文字を書き加えるだけ」、何も変わらない、大丈夫だというメッセージを送って、その線で自民党・日本会議が改憲の発議に向けて一気に力を強めてきました。そのことがどういうふうになっているのか、ご理解いただきたいと思います。

自民党の3月25日の「たたき台」案の1は、憲法第9条2項に付け加えるのは「我が国の平和と独立を守り、国及び国民の安全を保つために必要な措置をとることを目的として法律の定めるところにより、内閣の首長たる内閣総理大臣を最高の指揮監督者とする自衛隊を保持する」これが案となっています。大事なことは「国及び国民の安全を保つため」という言い方ですね。多くの人は当然ではないかと思われるかもしれませんが、国だけだったら自衛隊の任務は個別的自衛権に限定されます。日本の領土領海を守るためだから外には出ません。でも「国民」というのが入ると海外にいる国民の安全を守るということを口実に自衛隊が世界中に出ていける。そういう事態になるわけです。ここが危険だぞということをぜひ訴えていただきたい。

2番目の案は、「前条の規定は、我が国の平和と独立を守り、国及び国民の安全を保つために必要な自衛の措置をとることを妨げず、そのための実力組織として法律の定めるところにより、内閣の首長たる内閣総理大臣を最高の指揮監督者とする自衛隊を保持する」ここで大事なことは、「必要な自衛の措置をとる」と書いてある。すでに2014年7月1日に、自衛隊の60歳の誕生日に閣議決定だけで安倍政権は、それまで憲法違反だとさた「集団的自衛権の行使」ができるようにしました。「自衛」という言葉の中には、集団的自衛権の行使―世界中で自衛隊がアメリカ軍と一緒に軍事行動する、そのことが入っている訳です。これを文言に入れることは、明らかに自衛隊がアメリカ軍と一緒に世界中で軍事行動をすることに道を開くことになります。絶対に危険だ。

両方の案に、わざわざ「内閣の首長たる内閣総理大臣を最高の指揮監督者とする」―内閣総理大臣の下で自衛隊が行動する。かって天皇が陸海軍二軍の統帥権を持つと軍人勅諭で定められていたわけですが、そのような体制にしようとしている訳です。あの危険な、そして国民に真実を隠すような安倍晋三のような総理の下で、このような体制にして良いのかということですね。その危険性をぜひ皆さんが多くの人に訴えていただきたいと思います。そしてもう一つ大事なことが有ります。それは「9条1項、2項は変えずに自衛隊を書き込むだけだ」「何も変わらないんだ」という言葉の背後に潜んでいるウソをしっかりと伝えていただきたいということです。私たちは2015年、「集団的自衛権の行使」を閣議決定だけで行使できるようにして、そのもとにアメリカ軍と一緒に国際的に協調した活動を「国際的な平和と安全を守るために行う」という文言を入れて安保法制が9月19日に国会で強行採決されたわけです。この安保法制で自衛隊の組織の任務が決められている訳です。自衛隊という3文字の背後には安保法制が全部貼り付いてきています。安保法制は全部で11の法律から成り立っています。10の法律は古い法律。古い法律というのは、例えば自衛隊が最初にできた時に自衛隊を規定したのが自衛隊法、自衛隊が最初に海外に出されるようになったのは宮澤喜一政権の時、1992年6月に決められたPKO協力法、そのPKO協力法で日本の自衛隊が出ていけるのはどこかという時に大事な感じ5文字が出てきて「非戦闘地域」しか行ってはいけないという縛りがかけられた訳です。ですからあの戦場であるイラクに自衛隊を送る時に、小泉純一郎首相は何と言ったかというと、「自衛隊が行くところが非戦闘地域なんです」と国会でいってしまったわけです。国権の最高機関である国会で内閣総理大臣―行政の長である内閣総理大臣が国権の最高機関である立法機関で「自衛隊が行くところが非戦闘地域なんです」と言明したんだから、そうせざるを得なくなったわけです。だから、イラクに行っていた時も、現場で戦闘が起きています。南スーダンでははっきり「戦闘が起きています」という日報が上がった。それを隠蔽せざるを得なかった。つまり憲法に違反していることをやっている、国会で約束したことに違反したことをやっていることが解っているから、文書が隠蔽され、隠されてきたわけではないですか。そのことが内閣総ぐるみで、行政総ぐるみで行われるような国にしてしまったのが第二次安倍政権ではないですか。そんな政権に憲法を変えさせていいのか。これが今、多くの人達と一致点を作っていく大事なところです。繰り返します。憲法違反の集団的自衛権を閣議検定だけで認めて、自衛隊が海外で軍事行動をすることを可能にする道筋を開いたうえで、作られたのが11の法律で「自衛隊はアメリカ軍と一緒に、国際的な平和と安全を守る活動をする」という文言が入っている。その戦争法である安保法制を背負って「自衛隊」という組織の3文字があるわけですから、この「自衛隊」という3文字を憲法に書き込んだら、憲法9条1項ね2項は死文化してしまい、無効にされてしまうということです。これが狙っていることなんです。このところを絶対に許してはいけない。この一致点を「安倍改憲NO!3000万人署名」で作っていけるかどうか、これが私たちの大事な点なんです。

皆さんは、戦争法に反対する2000万人署名に取り組まれました。あの時は、2015年の運動が国会前を多くの人たちが取り囲み、そして各地でこういう集会が開かれ、連日報道される中で9月19日強行採決が行われた。その怒りは多くの国民が共有するものでしたから、憲法違反の安保法制は廃止しなければならない、そのためには野党が協力して政府を作ろうという思いも込めて署名を進めていったわけですから、街頭でやっても、駅頭でやっても多くの人たちが自ら進んで署名をしに来てくれました。そういう体験を皆さんもされたと思います。

今回の3000万人署名は、大きく事情が違います。安倍晋三首相が2017年5月3日に9条2項加憲のことを言った。それを絶対に許さないということで市民が立ち上がろうとした。その市民の立ち上がりを事前に封じるために、突然「国難突破総選挙」を打った。そういう形で、この運動を恐れ、つぶすためにいろいろやって来た。ようやく3000万人署名を始めようという集会が開かれているところもあるんです。ですから署名は始まったばかりと言っても過言ではないのですが、大事なことは、この間の「森友加計」問題も含めて、国会で様々な隠ぺい工作を内閣総ぐるみでやっていることが明らかになる中で、「もう安倍さんには辞めてもらいたい」というふうに多くの人が思いはじめてきて、「安倍改憲NO!3000万人署名」は、安倍さんを辞めさせる署名なんですねと駆け寄ってくる人達が出てきている。そうなんです。私たちは、はっきりとこの署名を成功させることで、安倍政権に、私たち主権者である国民の力で、私たちが憲法を掲げて安倍政権は明らかに、あらゆる面において憲法違反の政権であることを明らかにしながら、ぜひ成功させていきたいと思います。

問題なのは、なぜ3000万人なのか。脱原発署名は1000万人署名でした。かなり進んだ。その後、戦争法廃止の2000万人署名、1000万、2000万だから、今度は3000万なのか。そういう話ではないないのです。ここが大事です。2000万人を目標にして集めた署名の到達点は1580万でした。3000万署名をやることを決めた2017年9月8日のキックオフ集会をやった2日後に安倍晋三首相は、国難突破総選挙を決断している訳です。この運動を恐れたことは間違いありません。なぜあの時に、国難突破総選挙に打って出たのか。様々な野党の分裂を利用してということもあったわけですが、実際はどうだったのか。多くの国民の声に応えて急きょできた政党・立憲民主党が獲得したのが1100万票、立県民主党の党首となった枝野さんが立候補したそこには候補者を立てないと表明して、いろいろ野党協力に力を貸した共産党が獲得したのが440万票、社民党その他・立憲無所属の方たちが獲得した票数は220万です。1770万票です。署名を集めた数は1580万、立憲野党がとった票数は1700万ぐらいで、署名の数と立憲野党がとる票数は大体同じなんです。無党派の人がなかなか選挙に行きませんから、署名した人たちが投票に行くわけです。そのように考えていただくなら、3000万という目標は確かに4人に1人集めなければならない。でも3000万という目標を私たちがやり切れば、今国会で安倍の言いなりになって改憲発議をやろうとしている国会議員たちは2度と国会議事堂には戻ってこれないだぞうということを私たち市民が突き付けることなのです。これをやり抜きましょう。私たち市民の力が、しっかりと政治を動かしていく、市民の力が分裂した野党をまとめて、それぞれ事情があるけど手をつないで一緒にやっていく、これを私たちは作ってきたわけです。60年安保の大きな闘い、それに動じた日本の政権は憲法を変えると言えなくなってしまった。所得倍増だとかいろいろ言いながら、それまで労働組合がやっていたサークル活動も全部企業がかねを出してやるとか、運動をどんどん分断してきました。残念なことに日本社会党と日本共産党を間に入ってつないでいた日本労働組合総評議会は89年に亡くなってしまいます。そして日本の労働組合運動は分裂していきました。60年安保の時、全学連が大きな役割を果たしたわけですが、今、大学に自治会はほとんど機能していません。日本の様々な運動が分裂させられ、解体させられ、つぶされてきた。そこのところをぎりぎり―私は9条の会の事務局長として2004年からやっていますけれども、改めて草の根からの市民の一つ一つの努力を通して、分裂した運動を一つにつないでいき、それで大きな政治的な力にしていこう、そのことがようやく実って、そして新潟のみなさんは、それを全国の見本になるような政治の在り方を実現する運動として、ここまで闘ってこられたわけです。この力が本当に実るのかどうか、私たちが3000万人署名をやり切って安倍晋三政権を私たち市民の力で政権の座から引きずりおろせば、二度と改憲の野望を抱くような政治家は現れてこない。そこまで私たちの運動を広げていこうではありませんか。

この雨の中、お集まりいただいた一人ひとりのみなさんが、この「安倍改憲NO!3000万人署名」の対話運動を新潟のあらゆるところで行って頂くことによって、この運動を実現して、成功させていきたいと思います。共にがんばっていきましょう。

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5月3日憲法記念日は、ピースフェスティバル-新潟市万代テラス-

日時:5月3日(木)憲法記念日 午前11時~午後3時

開場:万代テラス(新潟市中央区 信濃川下流緑地公園 新潟日報メディアシップ裏・信濃川   万代橋下流朱鷺メッセ側)

☆メインスピーチ(12時より)小森陽一さん(全国九条の会事務局長)

全国第一位に輝く敬和学園ジャズバンドや県内で活躍するダンスサークル、コカリナ、音楽9条の会などがメインステージに登場する予定です。フリーマーケットや食べ物・飲み物のお店も出店、憲法や平和を考える様々なブースも企画されています。大人から子どもまで一日楽しくお祭りのように学べます。お誘いあわせのうえ参加ください。

安倍9条改憲NO!全国市民アクション@新潟

憲法を守る新潟県共同センター/新潟県平和運動センター/新潟県9条の会/ナインにいがた

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89総がかりメーデー! 5月1日新潟県民会館

主催:元祖5.1にいがたメーデー実行委員会/第89回メーデー新潟県中央集会実行委員会

開場     8:30

メーデー集会 9:30~10:40

デモ行進   11:00~11:50

☆ 89総がかりメーデー

1 たたかうメーデーの伝統を受け継ぎ、元祖5.1にいがたメーデー実行委員会と第89回メーデー新潟県中央集会実行委員会は、2回目となる「総がかりメーデー」を開催します。

2 スローガンに、許すな!安倍9条改憲、「働かせ方」大改悪。安倍内閣打倒!原発ゼロ、憲法が生きる新潟県政を実現しよう!を高く掲げ、軍事大国化、労働法制大改悪の暴走政治と対決します。

3 統一と団結を大きく広げ、働くものの生活と権利を守ります。

 

 

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新潟県弁護士会主催「働き方改革」を考える県民集会が開催されます

2018年4月29日(日)14:00~16:30

新潟県民会館 小ホール

政府の目指す「働き方改革」は、本当に大丈夫なの!?

基調講演「働き方改革」関連法案の問題点と真に求められる労働法制

講師:日弁連貧困問題対策本部 委員 弁護士 中村和雄さん(京都弁護士界)

過労死遺族の立場から 東京過労死を考える家族の会代表 中原のり子 さん

労働現場の実態報告と労働法制に対する意見

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レジュメ公開④ あなたならどうする? 「おまかせHR講座」六日町

□日時 3月24日(土) 14時~16時
□会場 六日町温泉「越路莊」会議室 
□講師 おまかせHR研究会
□参加費 無料 どなたでも参加できます。

(以下抜粋)

事例1 自己紹介がいじめの原因に……                大学生 Aさん

私がこれまで体験した「学級びらき・HRびらき」は小学校のときは自己紹介で始まり中学のときは自己紹介+一言で始まり、高校のときも自己紹介+一言でした。

自己紹介の内容は小学校低学年のときは名前と好きなポケモンでした。小学校高学年のときは名前と将来の夢という内容でした。中学1年のときは名前と特技もしくは趣味で一言はどういう中学校生活を送りたいのかで2年のときは名前と特技か趣味そして部活をやっている人は部活を一言はどういう人間になりたいかでした。中学3年のときは名前とどういう高校に行きたいかという内容でした。高校1年のときは名前と特技と趣味で一言はどういう高校生活を送り、どういった資格を取りたいかでした。高校2年のときは名前と特技と趣味一言はどんな職業もしくは大学に行きたいかでした。高校3年のときは名前と特技と趣味で一言は高校生活最後の目標はという内容でした。

この自己紹介の教育的な意味は早くクラスメートと打ち解けて楽しい1年間を送ってほしいという祈りだと思います。ですが実際には祈りは届かず自己紹介の内容によっては趣味のことでからかわれたり、無理やり特技をやらせてからかったりというのが現実でそのからかいがいじめに発展し教師の祈りは生徒にとって絶望に変わっていくのです。

そう、これこそ自己紹介の問題点なのです。(続く)

◎考えてみよう

1.なぜ、Aくんは「学級びらきの“自己紹介”」で傷ついたのか。

2.Aくんの要求(願い)は何なんだろう?

事例2 るいちゃんのこと              R太(50代。公立高校・男性)

  • 「勉強する意味がわからない」

教師生活30年を超えいつの間にか「ベテラン」と言われる域に入った者でも、「一体全体どうしたらいいのかわかんない」ときはいっぱいある。そんな話をぜひきいてください。

るいちゃん(仮名。高2)は、1年次も欠単位を3科目持ちながら、学年ほぼ最下位、ぎりぎりで進級してきました。ぼくが担任を持つにあたり、いろいろと申し送りのあった生徒です。(続く)

◎考えてみよう

1.担任・R太先生のここまでの指導のいいところ、よくないところはどこだろう。

2.11月の懇談であなたが担任ならるいちゃんに何を伝える? そしてこの後、どうしていこう?

事例3 「文化祭っているんですかあ・・・・?」   公立高校 ヤマダ先生

1年3組の担任しているヤマダ(28歳・地歴公民科)と言います。新採2年目、今年初めて担任をもっています。講師経験を経てやっと採用されて今の学校に赴任しました。学校は、進学する生徒と就職する生徒が半々ずつです。クラブ活動に参加する生徒が半分、帰宅部(アルバイト含む)が半分程度です。

さて、10日後に迫った文化祭で悩んでいます。(続く)

◎考えてみよう

  1. ヤマダ先生のいいところ・よくないところを挙げてみよう。
  2. ヤマダ先生はクラス・文化祭をどう立て直せばいいのでしょうか。

事例4  「カーディガン認めて!」生徒の声をどうする?

M高校には、ちょっと不思議な感覚の校則が存在した。「ブレザーの下にカーディガンを着用してはならない」というものだ。北海道人の寒さに対する耐性には驚くものがあるが、しかしこの校則はどうしても違和感がある。「どうしてカーディガンを着てはいけないのか?」という声が、生徒からも保護者からも当然あがった。それも「生徒総会」や「PTA専門部会」という公式の場面で。(続く)

◎考えてみよう

1.なぜ、最初のカーディガン許可は失敗したのだろう?

2.生徒会の要求実現運動、あなたなら、どのようなゴールを考えますか?

3.そのために、どんな取り組みをしたらいい?

 

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ザ・席替え その2- あの子と離して、に動対処するか?etc. – 「おまかせHR講座」 レジュメ公開③ 3/24(土)六日町温泉「越路荘」

  □日時 3月24日(土)14時~16時
  □会場 六日町温泉「越路莊」会議室 
 
  □講師 おまかせHR研究会
                      佐藤功・中村貴彦・西村康悦(大阪府立高校)
  □参加費 無料(どなたでも参加できます。当日の飛び込み参加も大丈夫です。)

いよいよ明日(3/24)に迫りました「おまかせHR講座」。レジュメ一部公開の第3回。

席替えベスト10(一部抜粋)

№1 ○○順(背の順、出席番号順、成績順など)

【 利点 】便利

【問題点】子ども達から要求が出ない。背の順はコンプレックス、成績順は差別的な問題を孕む

 

№2 くじ引き

【 利点 】全くの公平のため、不平不満はなくなる。新たな人と偶然的な出会いとなる。

【問題点】要求や不平不満をぶつける場所がないので、問題を先送りするだけ。

【ポイント】クジを引くたびにイヤな席に着く子が多い。クジは決め方が公平なだけで、決して公平にはならない。

№3 じゃんけん方式(その席に座りたい子同士でじゃんけん)

【 利点 】要求を通す機会がある。

【問題点】負けた子どもの席や要求がない子どもの席をどうするか慎重に検討する必要がある。

№4 話し合い方式

【 利点 】「なぜこの席がいいのか」を自己主張し、他者の意見を聞きながら合意することができ、自治能力を高めることができる。

【問題点】話し合いは勢力の強い子どもの意見が通りやすい。弱い勢力の子どもも自己主張できる取り組みが必要。

 

№5 入札方式(年間100点の持ち点があり、各自どの席に座りたいか点数で表し、入札する)

【 利点 】遊び感覚で楽しい。持ち点100点をどう使うか計画能力が高まる。不満が出ない。

【問題点】子ども達が生身でぶつかり合う機会が無く、生活改善の推進力は生まれない。談合的な不正が起こる可能性がある。(私的グループが一角を独占。好きな者同士が相談して並ぶ。腕力の強い子が人気席に入札しないように圧力をかける。などなど)

 

№6 列移動方式(列のローテーション)

【 利点 】座りたい列に座ることができるし、座りたくない列にも座ることになるので公平。

【問題点】生徒の要求が表出しない。

 

№7 逆流方式(一席ずつ毎日移動)

【 利点 】様々な子らと交わることで共感できる相手と出会いやすくなる。周囲への被害を与える生徒がいた場合、特定の生徒への被害が少なくなる。

【問題点】落ち着きに欠ける。対人関係の苦手な子どもにはストレスフルな毎日。問題を抱えた子どもに対する取り組みが継続されない。

 

№8 遊び方式(椅子の裏に番号を振り、何らかのゲームで自分の座っている椅子が自分の席)

【 利点 】楽しい。

【問題点】要求が表出しない。

 

№9 班方式(班の中の小グルーブで話し合い)

【 利点 】班は学級全体と個人とを繋ぐ教育的装置であり、クラスの自治が生まれる。少人数のグループで話し合うため、議論が活性化しやすい。また自主解決能力が高められる。

【問題点】班活動は細かな点に目を配れないと成立しない。

 

№10 ドラフト方式(各班の班長が同じ班になりたい子をドラフト会議)

【 利点 】班長を中心に問題を抱えた子どもに対してケアの意識が生まれる。

【問題点】班長の負担が大きい。仲間はずれの温床になりかねない。

リーダーシップを育てる

「わからない」「できない」で困っている人を助ける場面をつくることができる座席にすべし。

「あの子と離して」にどう対処するか?

安易に席替えしようとせず、その訴えをよく聴き、事実関係を見抜く。

罰則席ではなく援助しやすい席へ。

勝手な席移動は、変化を求めたい要求。自分の居場所を探したい要求に応える教育実践を!

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ザ・席替え「おまかせHR講座」レジュメを一部公開② 3月24日(土)六日町温泉で

□日時 3月24日(土) 14時~16時
□会場 六日町温泉「越路莊」会議室
□講師 おまかせHR研究会 『担任のアイディア100連発』(学事出版)の執筆陣
□参加費 無料

レジュメ一部公開その②です。どなたでも参加できます。当日の飛び込み参加も大丈夫です。

(以下、レジュメより抜粋)

Ⅱ ザ・席替え

そもそも、なぜ席替えをするのか?

席替えをすると、様々な子どもと関わる。その機会を通して、自分とは違う他者と関わ り、人間理解を深め、多様性を学ぶことができる。

人間や教育への関心を見る

教師として、職員室でどこに座るか・誰と並ぶかを気になったことがあるはず。生徒も同じ。

① どこに座るか

座席場所が学習・生活の安定度・集中度に強い影響を与える。

② 誰と並ぶか

誰と隣になりたいかは、決して利己的なだけではない。その要求の中に並んだ子どもか

ら受け取りたいもの、与えたいもの、返したいもの、奪いたいもの、交流したいという

他者への強い関心があることを見逃してはならない。

席替えは誰が決める?

① 教師が席替えをすることを決め、誰がどこに座るかも決める

② 子どもの意見や要望を聞きながら、最終的には教師が決める

③ 神様が決める

④ 生徒たちが自主決定する

最終的には、④の自主決定型に移行したいものだが、①~③の教師主導・クジにの席替えに何の違和感も持てない子ども達が増えてきた。

席替えを要求させる

個人の要求を学級に提起させ、クラスで話し合う中で自主性を育てる。子ども達が席替えについて話し合い、ルールを決め、そのルールに従って席替えをすると異様なほど議論が活発になる。子ども達が話し合い、合意形成する過程こそが大切。「思いやり」「公平」などを学ぶ。

席替えベスト10

№1 ○○順(背の順、出席番号順、成績順など)

【 利点 】便利

【問題点】子ども達から要求が出ない。背の順はコンプレックス、成績順は差別的な問題を孕む

№2 くじ引き

【 利点 】全くの公平のため、不平不満はなくなる。新たな人と偶然的な出会いとなる。

【問題点】要求や不平不満をぶつける場所がないので、問題を先送りするだけ。

【ポイント】クジを引くたびにイヤな席に着く子が多い。クジは決め方が公平なだけで、決して公平にはならない。

№3 じゃんけん方式(その席に座りたい子同士でじゃんけん)

【 利点 】要求を通す機会がある。

【問題点】負けた子どもの席や要求がない子どもの席をどうするか慎重に検討する必要がある。

№4 話し合い方式

【 利点 】「なぜこの席がいいのか」を自己主張し、他者の意見を聞きながら合意することができ、自治能力を高めることができる。

【問題点】話し合いは勢力の強い子どもの意見が通りやすい。弱い勢力の子どもも自己主張できる取り組みが必要。

№5 入札方式(年間100点の持ち点があり、各自どの席に座りたいか点数で表し、入札する)

【 利点 】遊び感覚で楽しい。持ち点100点をどう使うか計画能力が高まる。不満が出ない。

【問題点】子ども達が生身でぶつかり合う機会が無く、生活改善の推進力は生まれない。談合的な不正が起こる可能性がある。(私的グループが一角を独占。好きな者同士が相談して並ぶ。腕力の強い子が人気席に入札しないように圧力をかける。などなど)

№6 列移動方式(列のローテーション)

【 利点 】座りたい列に座ることができるし、座りたくない列にも座ることになるので公平。

【問題点】生徒の要求が表出しない。

№7 逆流方式(一席ずつ毎日移動)

【 利点 】様々な子らと交わることで共感できる相手と出会いやすくなる。周囲への被害を与える生徒がいた場合、特定の生徒への被害が少なくなる。

【問題点】落ち着きに欠ける。対人関係の苦手な子どもにはストレスフルな毎日。問題を抱えた子どもに対する取り組みが継続されない。

№8 遊び方式(椅子の裏に番号を振り、何らかのゲームで自分の座っている椅子が自分の席)

【 利点 】楽しい。

【問題点】要求が表出しない。

№9 班方式(班の中の小グルーブで話し合い)

【 利点 】班は学級全体と個人とを繋ぐ教育的装置であり、クラスの自治が生まれる。少人数のグループで話し合うため、議論が活性化しやすい。また自主解決能力が高められる。

【問題点】班活動は細かな点に目を配れないと成立しない。

№10 ドラフト方式(各班の班長が同じ班になりたい子をドラフト会議)

【 利点 】班長を中心に問題を抱えた子どもに対してケアの意識が生まれる。

【問題点】班長の負担が大きい。仲間はずれの温床になりかねない。

リーダーシップを育てる

「わからない」「できない」で困っている人を助ける場面をつくることができる座席にすべし。

「あの子と離して」にどう対処するか?

安易に席替えしようとせず、その訴えをよく聴き、事実関係を見抜く。

罰則席ではなく援助しやすい席へ。

勝手な席移動は、変化を求めたい要求。自分の居場所を探したい要求に応える教育実践を!

(以下略)

 

 

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